麻薬探知犬落第のわさびと、その飼い主である双子の兄弟が織り成す最高のストーリー
 
輝石堕つ 探偵犬わさびシリーズ

 
輝石堕つ 探偵犬わさびシリーズ
 
著者:木本 ミチヨ
特定商取引法に基づく表記

輝石堕つ 探偵犬わさびシリーズ

″スイート家は、代々麻薬探知犬として、人間社会で貢献し、大活躍している。ぼくも、生まれたときにはその宿命をせおっているはずだった。生国オーストラリアからロサンゼルスに。
そこで訓練がはじまったんだけれど・・・″

 なんと、生まれながらにして、ぼくは麻薬探知犬としては
 致命的な障害を持っていることが判明しちゃったんだ!!


 

 

  ぼくはわさび。黒い短毛輝くラブラドール・レトリーバー。

  スイート家は、代々麻薬探知犬として、人間社会で貢献し、大活躍している。

  ぼくも、生まれたときにはその宿命をせおっているはずだった。生国オーストラリアから
  ロサンゼルスに。  そこで訓練がはじまったんだけれども。
  なんと、生まれながらにして、ぼくは麻薬探知犬としては致命的な障害を持っている
  ことが判明、すぐに落ちこぼれのレッテルを貼られてしまったんだ。
  慢性のアレルギー、すなわち、花粉やハウスダストなど、目に見えないものに過剰に
  反応してしまうのだ。


  お払い箱にされたぼくは、そこで日本人の双子の兄弟に出会った。
  兄の高山英明、彼は大学院で心理学の博士号取得のために勉強中で、弟の雅明は、
  現地の大学卒業後、探偵見習いとして不法就労していた。

  帰国後、といってもぼくにははじめての日本。
  いうなれば日本の犬として帰化したようなものだけど、ぼくら高山三兄弟は、双子の生まれ
  育った三階建ての家を借り、そこを住居兼事務所にして生活をはじめた。兄はセラピストと
  して、弟は探偵として、ぼくはあるときはセラピスト犬、あるときは探偵犬として。

  セラピーも調査も軌道にのり、さらなる活躍をしているそんなある日、隣家のおばあちゃんが
  依頼人を紹介してくれた。
  依頼人のおばあちゃんは、つい先日、マンションの十階から落ちた曾孫の死に、疑問を持って
  いて、なにがあったかを調べてほしいという。

  二つ返事で引き受けたものの、転落死した幼児の家族は大物だった。

  金と権力で、警察をも動かす、そんな連中だったんだ。調査は難航する。誰もが喋ろうとは
  しないんだ。
  同時に、転落死した幼児の父親たちが経営する宝石店が、経営難に加え、その直前に
  強盗に遭い、かなり高額な宝石が奪われたことまで発覚する。

  幼児は、本当に事故死だったのか。  宝石は、誰が奪ったのか。

  奇妙な人間関係、複雑な心情、錯綜するもくろみ、謎の動機。

  セラピストの長兄、ハードボイルド探偵の次兄、そして名探偵犬のぼくが旋風を巻き起こす!
  はたして、事件解決なるか?    

 

「輝石堕つ 探偵犬わさび」

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